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Oct 11, 2014

2014-15年度 第7回レギュラー・ワークショップ「未来のソーシャルイノベーション」2014.10.

財政的制約により行政による問題解決には限界があり、また、行政が不得意とする社会的課題も増えてきました。そこでソーシャルビジネスに対する期待が高まっています。ソーシャルビジネスは、起業家によるソーシャルエンタープライズ(社会的企業)と呼ばれるものから、大企業が実施するものまで幅広く捉えられますが、ビジネスを通じて社会的課題を解決するという共通点を有しています。ソーシャルビジネスの重要性は今後益々高まって行くものと思いますが、社会がどのように変化して行くのかによって、その発展の方向性は変わってくると考えられます。
本ワークショプでは、シナリオプランニングを用いて未来シナリオを作成し、その未来シナリオに基づいて未来社会におけるソーシャルビジネスをデザインします。既存のソーシャルビジネスの事例を分析し、アナロジー思考により革新的で大きなインパクを生み出すソーシャルビジネスを発想します。新規性を生み出すメカニズムは、「未来を洞察する」、「アナロジーを活用する」、「ちゃぶ台返し」の3つです。「ちゃぶ台返し」、すなわち「行き詰まり」から新たな出発点を探し出す時に、それまでの思考プロセスを振り返ることの重要性を理解します。本ワークショプでは、電子付箋、APISNOTEを利用しますが、思考プロセスの振り返りにAPISNOTEが非常に役立つことを確認します。

日時>
10/15(水)、22(水)、29(水)
11/5(水)、12(水)、15(土)、19(水)、26(水)
12/3(水)、10(水)、17(水)
(全11回)
*全日程出席が前提です。

時間:水曜日は全て18:30-21:30
15(土)は10:00-18:00

会場>本郷キャンパス工学部11号館4F
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_12_j.html

ファシリテーター>
堀井秀之  i.school エグゼクティブディレクター
紺野 登(ゲスト講師)  i.school エグゼクティブ・フェロー、多摩大学教授、Japan Innovation Network代表理事
小松崎俊作 i.school アシスタントディレクター

最終日(発表日)講評者>
堀井秀之教授(東京大学大学院教授、i.shcoolエグゼクティブ・ディレクター)
紺野登教授(多摩大学大学院教授、i.shcoolエグゼクティブ・フェロー)
永井一史氏(株式会社HAKUHODO DESIGN代表取締役社長、多摩美術大学教授)
佐々木健介氏(NPO法人ETIC.インキュベーション事業部マネージャー)

言語>日本語

募集>若干名、東京大学に在籍中の学生・大学院生に限ります。

事前課題>参加者に別途お知らせします。

  • 堀井 秀之

    i.schoolエグゼクティブ・ディレクター。東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻教授。JSIC(日本社会イノベーションセンター)理事。1980年東京大学工学部土木工学科卒業、ノースウェスタン大学大学院修士課程・博士課程修了。専門は社会技術論、国際プロジェクト論、イノベーション教育論。i.schoolエグゼクティブ・ディレクターとして、i.school運営を統括する。東京大学知の構造化センターではセンター長として、分散する知の構造化と価値化をテーマに研究開発を推進。著書に「問題解決のための『社会技術』」(中公新書)、「社会技術論:問題解決のデザイン」(東京大学出版会)など。

  • 紺野 登

    多摩大学大学院教授(知識経営論)、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(SDM)特別招聘教授。一般社団法人 Japan Innovation Network代表理事、KIRO株式会社(Knowledge Innovation Research Office)代表。日建設計顧問。知識経営変革、ナレッジマネジメント、知識産業における事業開発、デザイン経営戦略やリーダーシップ・プログラム、研究所などのワークプレイス戦略等、実務に即した知識経営研究と実践を行う。最近は知識創造の場の研究、フューチャーセンターに関するイニシアティブ(Future Center Alliance Japan)を行っている。著書に「知力経営」(1995、ベストグローバルビジネスブック賞)、「知識創造の方法論-ナレッジワーカーの作法」(2003)、「知識創造経営のプリンシプル-賢慮資本主義の実践論」(2012)(以上野中郁次郎氏との共著)、「知識デザイン企業」(2008)、「ビジネスのためのデザイン思考」(2010)「利益や売上げばかり考える人は、なぜ失敗してしまうのか(目的工学)」(2013)などがある。

  • 小松崎 俊作

    i.schoolアシスタント・ディレクター。東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻講師。東京大学工学部土木工学科を卒業後、ラトガース・ニュージャージー州立大学に約4年間留学し、政策科学・行政学を学んだ。研究面では分野横断的なバックグラウンドを活かして、特に政策分析・政策デザインをテーマとしている。問題解決策(政策)の設計・実装という課題を意識して2013年度からi.schoolでの活動に関与し、2014年度より現職。

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