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Aug 10, 2011

イノベーションフェスティバル Day-1: 夏のシンポジウム「ビジネスデザイナーの時代—デザイン思考をどう実践するか」

ご応募の受付を締め切りました。ご応募された皆様には8月13日付けでお返事をお送りしておりますので、ご確認をお願いいたします。(ご登録いただいたメールアドレスが間違っており、ご連絡が届かない場合があります。)

夏のシンポジウム
ビジネスデザイナーの時代—デザイン思考をどう実践するか
The Era of Business Designers: How do you tap design thinking in your business practice?

「デザイン思考(Design Thinking)」という言葉が、今の、そしてこれからのビジネスを牽引する思想として広く知られるようになりました。同時に、この言葉が何を指すのか、見解は定まらず、創造的実践をめぐる新たな「バズワード(流行り言葉)」に過ぎないのではないか、という批判も聞こえてきます。この状況は日本に限らず、デザイン思考先進地域の欧米でも同様のようです。この奇妙な状況をどう捉えるべきでしょう。デザイン思考は、よくあるビジネストレンドのひとつに過ぎないのでしょうか。

カナダを代表する大学として著名なトロント大学において、ファイナンスを中心に、世界的にトップレベルの評価を受け続けてきたビジネススクール=ロットマン経営大学院(Rotman School of Management)。このビジネススクールを、創造的実践の学びの場に変革し、デザイン思考研究の聖地へと導いた、同校学長・Roger Martinが本年度イノベーションフェスティバルのメインゲストです。

Roger Martinは、自著・”The Design of Business: Why Design Thinking Is the Next Competitive Advantage” において、論理的思考と創造的直観を効果的に融合・活用することをデザイン思考と位置づけ、その実践を担う人材、すなわち「ビジネスデザイナー」こそが、これからのイノベーションを牽引すると主張します。そして、ビジネスデザイナーの育成を、芸術大学(アートスクール)ではなく、ビジネススクールという、これまで論理的思考に特化した教育を進めてきた機関に求め、成功を収めてきました。

「創造的直観は誰もが持ちえるものか?」「それは育成可能なのか?」「それは論理的思考と折り合えるのか?」「そうであるなら、どのような手段を通じてか?」「論理的思考が充満する組織の中で、生き長らえさせるすべはあるのか?」等々、文字どおり、デザイン思考のオピニオンリーダーである彼に問い掛けてみたいことは、枚挙にいとまがないことでしょう。彼を迎えて開催するイノベーションフェスティバルは、そのまたとないチャンスです!

8月27日(土)に開催する、夏のシンポジウムでは、「ビジネスデザイナーの時代—デザイン思考をどう実践するか」と題した基調講演を皮切りに、グローバル企業へのイノベーション支援で多くの実績を挙げ、世界的に著名なデザインファーム・Zibaの戦略ディレクターである濱口秀司、i.schoolエグゼクティブディレクターの堀井秀之を交えたトークセッションを行います。デザイン思考にまつわる研究・教育・実践の第一人者が勢揃いするこの機会に、参加者の皆さんとともに熱い議論を繰り広げ、デザイン思考の可能性を一段と深めていきましょう。

日時>2011年8月27日(土) / Date and Time>August 27, 2011

12:30 受付スタート / 12:30 Start registration

13:00シンポジウムスタート / 13:00 Start symposium 16:00終了 / 16:00 Close symposium

16:20 – 17:30 レセプションパーティ / 16:20 – 17:30 Reception Party

会場>東京大学 福武ラーニングシアター / Venue>Fukutake Learning Theater, Hongo Campus, The University of Tokyo

→ access

参加>どなたでも参加できます。参加費無料。 / Attendance>Anyone can attend, free of charge.

言語>日本語、英語。同時通訳付き。 / Language>Japanese, English (Simultaneous interpretation service available)

参加お申込み>本Webサイトの申込みフォームよりご登録ください。後日事務局よりメールにてお返事いたします。先着順。定員(180名)に達し次第、受付を締め切ります。 / Registration>To sign up, please click on the RSVP (申し込み)tab, and fill in the format. Up to 180 persons, we will receive the entries in order of arrival, and will confirm the acceptance by email within a few days.

お申込み受信後、メールにてご連絡をいたします。ご連絡には数日を要しますがご容赦ください。We will send you a confirmation mail in a few days after receiving your sign-up.

お問い合わせ>

シンポジウムに関するお問い合わせは

Contact Usのフォーム

またはメールにてinfo<at>ischool.t.u-tokyo.ac.jp

までお願いいたします。

Inquiry>If you have any questions regarding to the events or i.school, please contact us through the contact form, or just send an email to info<at>ischool.t.u-tokyo.ac.jp.

講演者・進行> / Speakers and Moderator

  • Roger Martin

    Roger Martin has served as Dean of the Rotman School of Management since September 1, 1998. He is an advisor on strategy to the CEO’s of several major global corporations. He writes extensively on design and is a regular columnist for BusinessWeek.com’s Innovation and Design Channel. He is also a regular contributor to Washington Post’s On Leadership blog and to Financial Times’ Judgment Call column. He has published several books, including: The Design of Business: Why Design Thinking is the Next Competitive Advantage (2009), The Opposable Mind: How Successful Leaders Win Through Integrative Thinking (2007), The Responsibility Virus: How Control Freaks, Shrinking Violets-and The Rest Of Us-Can Harness The Power Of True Partnership (2002), and The Future of the MBA: Designing the Thinker of the Future, (with Mihnea Moldoveanu, 2008) and Dia-Minds (with Moldoveanu, 2010).

  • 濱口 秀司

    monogoto, CEO, ziba, executive fellow 松下電工(株)にて研究開発に従事後、戦略投資案件の意思決定分析担当となる。 1998年米国のデザイン・イノベーションのコンサルティング会社zibaに参画。USBフラッシュメモリをはじめとする数々のコンセプトづくりをリード。IDEA金賞など数々のデザイン賞を受賞。 その後、松下電工(株)新事業企画部長、パナソニック電工米国研究所(株)上席副社長、米国ソフトウエア開発ベンチャーCOOを歴任。 2009年戦略ディレクターとしてzibaにリジョイン。 2013年ziba Executive Fellow, 取締役会特別顧問。自らの実験会社monogotoを起動。 コンセプト立案、戦略構築について独自の理論と方法論を持ち、数多くのクライアントのイノベーションに関わっている。 ドイツRedDotデザイン賞審査員。

  • 堀井 秀之

    i.schoolエグゼクティブ・ディレクター。東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻教授。JSIC(日本社会イノベーションセンター)理事。1980年東京大学工学部土木工学科卒業、ノースウェスタン大学大学院修士課程・博士課程修了。専門は社会技術論、国際プロジェクト論、イノベーション教育論。i.schoolエグゼクティブ・ディレクターとして、i.school運営を統括する。東京大学知の構造化センターではセンター長として、分散する知の構造化と価値化をテーマに研究開発を推進。著書に「問題解決のための『社会技術』」(中公新書)、「社会技術論:問題解決のデザイン」(東京大学出版会)など。

  • 田村 大

    株式会社リ・パブリック共同代表。東京大学i.school共同創設者エグゼクティブ・フェロー。2005年、東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学。
    博報堂イノベーションラボにて市川文子とともにグローバル・デザインリサーチのプロジェクト等を開拓・推進した後、独立。人類学的視点から新たなビジネス機会を導く「ビジネス・エスノグラフィ」のパイオニアとして知られ、現在は、福岡を世界に冠たるイノベーション都市に育て上げる取り組み「イノベーションスタジオ福岡」のディレクターとして、研究と実務の往復に力を注ぐ。

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